Open Use Policy
2023B期ではGAOES-RVはPI 装置として公開されます。 必ず事前に装置代表者(東京工業大学 佐藤文衛;satobn__at__eps.sci.titech.ac.jp)に連絡し、観測計画に共同研究者として含めてください。
さらに、 装置はリスクシェアでオープンされます。 状況によっては観測機能の制限や観測時間のキャンセルが発生する場合がありますのでご理解ください。
ToO Policy
GAOES-RV では、装置の起動状況により、ToO発動から観測開始までの時間に以下の制限があります。
- 基本的に、GAOES-RV の冷凍機はあらかじめ予定されたクラシック観測期間の 3 日前から起動されます。 観測期間終了後は直ちに停止します。
- これらの期間外に ToO が発動された場合、基本的に冷凍機は天文台職員の勤務時間中に起動します。
- 冷凍機の起動からGAOES-RVが観測可能になるまで約10時間かかります。
Overhead time
- 天体の捕捉 ∼ ガイド開始
- < 1 分
- CCD 読み出し時間
- ∼ 30 秒
- Shack-Hartmann テスト (望遠鏡フォーカスおよび主鏡アラインメント)
- ∼ 3 分
- 常温から観測可能へのコールドヘッド冷却時間
- ∼ 10 時間
天体リスト
観測者は''cont380'' (望遠鏡コントロールGUI)に読み込ませるための以下のフォーマットにしたがった観測天体リストを用意する必要があります。
このタイプの天体リストはhskymon (すばる望遠鏡のスカイモニター) で作成できます。 ''File'' → ''Export to'' → ''Text for Seimei'' を使用して、 cont380 スタイルのリスト ファイルを作成します。
seimeiインターフェースPC(192.168.1.23)のHOME$/object/にリストをアップロードします。
# OBJECT_NAME, RA, DEC, EQUINOX, PM_RA, PM_DEC, MAG, REMARKS(TYPE ETC.) HR1544,04:50:36.72,+08:54:00.6,2000,0.001,-0.029,4.35,A1V HR4468,11:36:40.91,-09:48:08.1,2000,-0.059,0.003,4.67,B9.5V HR4963,13:09:56.98,-05:32:20.5,2000,-0.031,-0.030,4.40,A1IV6, 7 カラムは固有運動(arcsec/year)です。
このタイプの天体リストはhskymon (すばる望遠鏡のスカイモニター) で作成できます。 ''File'' → ''Export to'' → ''Text for Seimei'' を使用して、 cont380 スタイルのリスト ファイルを作成します。
seimeiインターフェースPC(192.168.1.23)のHOME$/object/にリストをアップロードします。