国立天文台と京都大学は、京都大学岡山3.8m望遠鏡を用いた共同利用観測を2018年8月から開始することを目標として、そのための準備を進めています。国立天文台岡山プログラム小委員会によって、第一期の共同利用観測装置の募集が行なわれ、KOOLS-IFUが採択されました。KOOLS-IFUは、低中分散分光器KOOLSにファイバーバンドル式面分光ユニットを接続した観測装置で、視野15秒角の中を127本のファイバーでカバーし、波長分解能1000程度の分光観測が可能です。アラートに応じた即時分光が可能になる予定で、この点が特色となっています。
3.8m望遠鏡搭載のKOOLS-IFUを用いた研究をプロモートするため、またポテンシャルユーザーからの各種要望を把握するために、下記の要領でKOOLS-IFU研究会を開催します。これまでKOOLS-IFUによる観測研究を考えたことがなかった方もこの機会に是非計画を考えて頂き、研究会に参加頂ければと思います。
# 日時2018年2月5日(月) 13:30 - 2月6日(火) 15:00
# 場所
京都大学大学院 理学研究科セミナーハウス
(
この地図
の10番の建物です。ちなみに宇宙物理学教室は9番です。
京都駅からのアクセスもこのURLに書いてあります。)
プログラムと講演ファイルは こちら 。
# 資料3.8 m望遠鏡搭載時のKOOLS-IFU予想性能は こちら 。
Exposure time calculatorは こちら 。
参加予定者リストは こちら 。