手順4: フラットフレーム作成
フラットフレームを作ります。
観測が始まる前と後にフラットフレームを3フレーム程度ずつ撮っているのが一般的かと思います。 KOOLS-IFUはスペクトル位置がかなり安定しているようで、各フラットフレームの違いはほとんど見られないので、単純にmedianで重ね合わせるので十分です。 cosmic rayを取り除くという意味で、averageよりmedianが良いです。 観測前と後でフラットフレームに違いが見られるようであれば、条件が良いフレームのみ使うのが良いでしょう。
#ファイル名にグリズム名vph-blueが入っているが、適宜vph-redなどに変えても良いし、面倒なら取ってしまっても良い。
#このマニュアルでは最後までvph-blueがついている。
ls kif00040979-bias.fits > flat-vph-blue-bias.list
ls kif0004098[01]-bias.fits >> flat-vph-blue-bias.list
rm -f flat-vph-blue-bias.fits
imcombine @flat-vph-blue-bias.list flat-vph-blue-bias.fits combine=median