KOOLS-IFU Quick Look

About Quick Look

観測時に生成されるQuick Lookについて説明します。
過去のQuick Lookデータは、内部LAN192.168.1.64または岡山ゲートウェイの
/sdata/QuickLook/YYYYMMDD(2022A以前)と/sdata2/QuickLook/YYYYMMDD(2022B以降)に保存されています。
なお、Quick Lookは2022B期間中に大改修され、それ以前は一部内容が異なります。

ファイル名の末尾内容
-wc skyを引いていない波長較正済みフレーム、e- unit。
-wc-all skyを引いていない「全ファイバ」を足し合わせた波長較正済みフレーム、e- unit。
-sky-spec pseudo sky(暗いファイバーから求めた背景光)の1D spec、e- unit。未提供の期間あり。
-sky 波長較正済みフレーム(-wc)からspeudo sky(-sky-spec)を引いた全ファイバー、e- unit。
-sky-comb 天体スペクトル。pseudo skyを引いたNON-flux calibed 1D spec、e- unit。
-sky-comb-flx flux較正済み天体スペクトル。pseudo skyを引いたflux calibed 1D spec、erg/s/cm^2/A unit。
-sum-nfib -sky-spec/comb-flx/combで足し合わせたファイバ本数(PSFの波長依存性を考慮。波長毎ちがう)が書かれたテーブル。
-snr -sky-combの波長毎SNR。
-sky-image pseudo skyを引いた3D data cubeから作り出した合成RADECイメージ。
足し合わせる波長範囲はシャックハルトマンカメラの波長帯と同じ。e- unit。
-sky-3d pseudo skyを引いた3D data cube、e- unit。

FITS headerのCRVAL1等が波長較正パラメータで、波長 = CRVAL1 + CDELT1 * (x - CRPIX1)です。
2023年以降のQuickLookで行っている操作についてはこちらを御覧ください。

GUI上のQuick Lookの見方



この図の見方は、左から